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パリのポルトガル〜DonAntoniaその2〜


そして、お待ちかねのポルトガル菓子!ポルトガル旅行中、素朴で優しい味にはまって毎日食べていたポルトガル菓子ですが、残念ながらパリでポピュラーなのはPastel de Nataパステル・ドゥ・ナタくらい。日本でもエッグタルトでお馴染みのパステル・ドゥ・ナタ、こちらはパステル・ドゥ・ココ(ココナッツ)などのバリエーション?もあり全部試してみたいのですが、まずは友人のお墨付き、そして大好物の基本のパステル・ドゥ・ナタのお持ち帰りを即決。

今すぐにでも味見したいのをぐっと我慢して、ランチのデザートとしては持ち帰りには不便かつ、シェアしてみたい未知のスイーツを二品注文することにしました。

一見地味なポルトガル菓子ですが、見た目に反する美味しさを知っている私たち、悩んだ挙句に選んだのは、オレンジのプディンとダミエ模様が気になるこちらのチョコレートケーキ(すみません、名前をメモるのを忘れました)。

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プディンの方は、濃厚なオレンジプリンを期待していたのですが、濃厚さはともかく、卵の味が強すぎたのかオレンジの風味があまり感じられずちょっとがっかり。。。でも、それを補ってもお釣りが出るくらい美味しかったのが、ダミエのケーキ。「濃厚でもっさりだけど懐かしい感じのチョコレートケーキ」を想像していたのですが、チョコレートは控えめで上品な甘さ、重くなりがちなバタークリームも軽く仕上がっていて、スポンジもふわふわで軽く、見た目以上に上品で軽い仕上がりで、チョココーティング、クリーム、スポンジと各パート間のハーモニーも完璧。「シンプルなのにすごく美味しい!」とパクパク。一人で一人前食べたかったくらい^^のかなり病みつきになる美味しさでした。

そして、翌朝食べたお土産のパステル・ドゥ・ナタとケイジャーダ。ナタの方は見かけるたびに試しているのですが、こちらのが文句なしに一番!パイ生地の軽さと、クリームの控えめな甘さは、本場、リスボンのベレンのもの匹敵すると言ったら怒られるかもしれませんが、パリで食べた中では一番近い感じで、もう一回り小さいベレンサイズであれば2〜3個はいけてしまいそうでした^^

そして、もう一つのお土産、ショーウィンドーを外から見た時の一番下の段、右奥から二つ目の丸いお菓子、Queijada(ケイジャーダ)。(ズーム写真を忘れてしまい申し訳ありません。)

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ケイジャーダとはチーズを使ったタルトの総称で、タルト部分がサクサクのパイ生地のバージョンもあったり、中のチーズもいろいろあるのですが、こちらのはFromage blanc(フロマージュ・ブロン)を使用しているそう。ケイジャーダという名前と美味しかったというなんとなくの記憶を頼りに買ってみましたが、大正解!もっちりとした食感と控えめな甘さで、口に入れると、「あ〜」となんとも言えない幸せ感。フランスのパティスリーの甘さと繊細&複雑さにお腹いっぱいな時に、ポルトガル菓子の素朴さとシンプルさに癒されるという感じでしょうか?ポルトガル菓子は卵黄をふんだんに使っていて、見た目は黄色&茶色がメインでとっても地味。ですが、一口食べるとお菓子版の、お袋、いやおばあちゃんの味!といった感じの優しい味が魅力なのです。
他にも卵黄をふんだんに使ったクリームがぎっしりのベニエや、ロールケーキのようなものなど、日本の昔ながらの洋菓子のようなラインナップがズラリで全制覇を目指したいところです。

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ちなみに15時頃には男性二人がやってきてお菓子とコーヒーを外のミニテラス席で楽しそうに頬張っていました。こちらの男性は甘いもの好きですが、宝石のような美しいケーキよりも、きっと小さい頃に食べた素朴なお菓子がいいのでしょうね。

食べ過ぎたなと思ったらサン・マルタン運河沿いを散歩すれば大丈夫!

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パン屋とパティスリーは至る所に見かけるパリですが、素朴で美味しいポルトガル菓子が食べれる店はそうありません!この界隈に来られた時はイートイン&お土産を!

では、Bon appétit !!!

DonAntonia Pastelaria
8, rue de la Grange aux Belles
75010, Paris
火〜金:8時半〜19時
土:9時〜20時
日:9時〜19時

Facebook ページ
https://www.facebook.com/donantoniapastelaria/