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映画の殿堂、シネマテークのカフェ


映画の国、フランス。
映画館には困りませんが、シネフィルに人気なのがこちら、世界の映画の殿堂とも言えるパリのシネマテーク・フランセーズ。
毎シーズン、世界各国のシネフィルを唸らせる、巨匠のレトロスペクティブや新進気鋭の若手監督の特集、また国別や、テーマ別の様々な特集上映が展覧会と共に開催されており、料金は正規料金でも6,5ユーロととってもお得!
もちろん、監督の舞台挨拶や、カンフェランス、ディスカッションなどイベントも充実で、シネフィルなら1日、いえ、気に入った特集期間中なら毎日終日居ても飽きないパリが誇る文化施設の一つです。

周囲にはベルシー公園やベルシー・ヴィラージュもあり、天気が良い日には映画の前後にピクニックもショッピングも、と1日映画館に籠るほどの映画ファンでなくても、このベルシー地区だけで十分楽しい1日を過ごすことができます。

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特に、日本人のシネフィルにも大人気のヌーヴェル・ヴァーグ関連の特集や作品上映は頻繁にされていますので、日本でDVDでしか観れていなかった作品を大画面で気楽に鑑賞できるのはパリのシネマテークならでは。

さて、今回は、プログラムではなく、シネフィルや映画学校の学生が集まるシネマテークのカフェをご紹介します。

以前はちょっと殺風景で落ち着く空間でもなく、カフェとしては残念だな〜と思っていたのですが、久々に来ると、映画学校のオシャレなカフェいや、図書館のような温かみのあるいい感じにリニューアルされていました。

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映画の待ち時間に時間をつぶしたり、映画談義に花を咲かせていたりする場所なのですが、壁には映画ポスター、本棚には映画関連の本や雑誌などが並べられ、映画ファンならそれらを見るだけでもちょっとテンションが上がりますね。写真には写っていませんが、「大人は判ってくれない」の日本上映用のポスターもありました!

全体的には写真のように学校の図書館のような雰囲気ですが、入ってすぐ右にはちょっとしたまったりスペースもあり、肘掛け椅子でゆっくりプログラムをパラパラということも可能です。赤が所々に効いているのもパリっぽい、いや、映画館ぽくて素敵ですね。

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また、ファミリー向けのシネマコンサートやアニメーションプログラムなど子供向けプログラムも充実しているので、小さなお子さん連れの家族の姿も見かけてほっこり。入って左奥の小さな別室には、黒板が置いてあったり、お絵描きスペースがあったり、そしてカフェ内のトイレにはオムツ替え用の台があったりとファミリー対策もなかなかです。

メニューの方はドリンクに軽食、スイーツといった簡単な物で、カウンターで注文すると、可愛いトレーにはいってサービスされ、自分で好きな場所に持っていくスタイルです。

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今回注文したのはノワゼットとピスターシュとプルーンのケーキですが、どちらもお手頃ながら美味しかったです。水を頼むとカラフでくれるのでギャルソンに何度もお願いする必要もなく、飲み放題です(笑)。放任なので長居できるのも嬉しいですね。

ベルシーにはシネマテーク以外の用事でくることは基本ないのですが、リニューアル後のカフェはかなり気に入ったので、この辺りで時間を潰す必要がある時には普通のカフェではなく、映画を観ずとも、ここまで足を運ぼうかと思いました^^

ちなみに12月〜1月のプログラムは、「王妃マルゴ」で有名な「パトリス・シェロー監督特集(11/28日まで)」、「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」で有名なイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ監督特集(12/7-1/9)、1950〜70年代のハリウッド映画特集「ハリウッド・デカダンス(12/14-1/25)などです。

では、Bon café et bonne séance !

LA CINÉMATHÈQUE FRANÇAISE
51 rue de Bercy
75012 Paris
火曜日休館
最寄りメトロ:Bercy(6番線、14番線)
http://www.cinematheque.fr/