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「夢のアーカイヴ:ヴェルナー・スピーによるオルセー美術館デッサン集」展


les arcchives du reve orangerie

orangerie tuilerie

イースターの休暇も終え、今度は夏のバカンスを待つばかり!天気もよくなり、パリジャンたちは少し浮き足立ってきました。

さて、バカンス前にパリに来られる方に是非お勧めしたいのが、オランジュリー美術館のこちらの企画展。オルセー美術館所蔵の80000点とも言われる膨大なデッサンの中から、美術史家ヴェルナー・スピーが独自の視点で「夢のアーカイブ」として200点ほどを、様々なテーマごとに構成展示した展示会です。

「建築家の夢」、「労働者」、「アートと文学」、「怪物とキメラ(夢想)」、「歴史」、「死とメランコリー」、「孤独と虚無」、「オディロン・ルドン」、「ドゥガの裸婦」、「ポール・セザンヌ」、「ジョルジュ・スーラ」など、一見関係性のないテーマを繋ぐのは「夢」。ルドンや、ギュスターヴ・モローなどの幻想的、怪奇的なデッサンもちろんのこと、ミレーによる労働者を描いたデッサンなども展示され、「夢」といえども、その表現の仕方、描く世界は様々。ヴェルナー・スピーの主観で選ばれた「夢」の世界、デッサンの森をゆっくり探索してみてください。

また企画展とともに是非観ていただきたいのが、モネの《睡蓮》。
チュイルリー庭園内、セーヌ川沿岸という絶好のロケーションに恵まれたオランジュリー美術館は、1927年のオープン以来、モネの《睡蓮》の美術館として、また、セザンヌ、ルノワール、マティス、ピカソ、モディリアーニといった印象派、後期印象派の作品を収蔵する美術館として世界中の観光客に愛される美術館です。2006年のリニューアル・オープン時に、《睡蓮》の間は建設当時と同じように自然光が差し込むモネが理想とした展示室となり、訪れる人たちを魅了しています。こちらは常設展ですので、いつでも鑑賞いただけます。光の加減で、観る度に表情を変える《睡蓮》、既に鑑賞済みの方も、企画展とともにお楽しみください。

開催場所:オランジュリー美術館
開催期間:3月26日〜6月3日
開館日時:9時〜18時、火曜日閉館
公式HP:http://www.musee-orangerie.fr/homes/home_id24797_u1l2.htm