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オペラ Capriccio


暖冬ながらも少し鬱陶しい天気が続くパリですが、冬のパリには長い冬を楽しむための室内の楽しみが沢山あります。
9月からシーズンが始まるパリ・オペラ座のオペラ&バレエもその一つ。今回は2月14日まで、オペラ・ガルニエで公演されているCapriccioをご紹介します。

リヒャルト・シュトラウスの最後のオペラである本作「Capriccio」は「Conservation en musique」とあるとおり、「音楽での会話」仕立て。伯爵夫人に恋する音楽家フラマンと詩人のオリヴィエの争いは、音楽か言葉か?のオペラ論へと発展していく•••という、オペラによってオペラ論を論じるちょっとインテリジェンスな喜劇で、幕間なしの2時間公演となっています。
素人の個人的な意見で恐縮ですが、近年オペラ座で公演されているオペラは、よく言えば斬新、悪く言えば、奇をてらいすぎて、肝心の音楽とビジュアルがあってないのでは?と、演出の面で少しがっかりすることも何度かありました。私は、セットや時代背景、コスチュームなどの面でできるだけオリジナルを尊重した演出がどちらかというと好きなので、今回のCapriccioは大満足でした!
舞台セットやコスチュームなど、シンプルながらも、大胆な演出で、オペラの裏側をうまく魅せていて、公演後は大喝采。(歌唱力云々を語るほどオペラ通ではないのでその点ご容赦くださいませ。ちなみに、演出があまりにも奇抜すぎたとある演出家の公演ではブーイングや失笑が出ていたこともあり、オペラ歌手の人が気の毒でした)。

オペラ Capriccio - 3

オペラ Capriccio - 5

オペラ論ということでドイツ語セリフの字幕(英仏)を読み理解するのに多少疲れますが、疲れたらゆっくり音楽と美しい歌唱に耳を傾けるだけでも十分。美しい音楽と歌唱に集中するためにも、予習して大まかなストーリーを把握していくことをお勧めします!

そして、来るたびにうっとりするガルニエ宮の内装。今回は日曜日の昼間の公演で、小雨の中ガルニエ宮に向かいましたが、中に入ると昼間でも豪華絢爛な照明が美しく、タイムスリップしたような非日常の空間。この階段を上っていくだけでテンションが上がります。

オペラ Capriccio - 2

春の兆しを感じつつあるとはいえ、まだまだ続く冬。本公演は14日までですが、まだまだ残席(特に一番いい席)があるようです。冬のパリでのお楽しみ、オペラ&バレエ鑑賞を是非パリ滞在中の予定に組み込まれてはいかがでしょうか?

オペラ座公式サイト:https://www.operadeparis.fr/saison-15-16/opera/capriccio

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