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ロミオとジュリエット


先週末から夏時間に変わり、一気に夜が長くなったパリ。夜のお出かけが楽しくなってきました。
パリでの憧れの夜の外出といえば、オペラ座という方も多いのではないでしょうか?世界トップクラスのダンサーが揃うパリ・オペラ座バレエ団の公演を豪華絢爛なオペラ・ガルニエや機能的で快適なオペラ・バスチーユで楽しめるという贅沢はパリならではです。

そんなパリ・オペラ座バレエ団の芸術監督を2月に辞任したバンジャマン・ミルピエ氏。ハリウッドの人気女優ナタリー・ポートマンの夫として日本でも有名な若き振付師は、クラッシックバレエを重んじる同バレエ団に新しい風をと、大胆な改革に挑んでいました。観客に直接関係する改革といえば、コンテンポラリーダンスに力を入れたこと。昔からのバレエ団のファンはちょっと戸惑っていた様子で、あるプログラムでは余りの斬新さに時にはブーイングも聞こえてきたことも。また、伝統の壁は厚く、内部からの抵抗もあったようで、「今後は創作に集中する」と、わずか一年余りで辞職し、後任には元エトワールのオレリー・デュポン氏が任命されました。彼女は「伝統派」だそうで、また以前のオペラ座バレエ団に戻りそうな予感です。

今季2015〜2016はミルピエ氏の色が濃くコンテンポラリーダンスの多いプログラムですが、4月16日まではクラッシックバレエの王道「ロミオとジュリエット」が公演されています。
ルドルフ・ヌレエフ版、プロコフィエフの音楽の「ロミオとジュリエット」はクラッシックバレエの王道中の王道。豪華絢爛な舞台芸術と衣装。ダンスはコミカルありロマンチックあり、トラジックありと、エンターテイメントとして言うことなし。そして若い恋人たちの悲恋をエモーショナルで優美なダンスで魅せてくれ、うっとりしつつも、青春時代の恋を思い出し(命を懸けたことはありませんが)ぐっとくるものもあり、100点満点!

romeo et juliette bastille - 1

素人の意見で恐縮ですが、コンテンポラリーダンスには振り付けや演出面でも「何が出てくるかわからない!?」的な楽しさとワクワク感がありますが、好き嫌い、当たり外れがあるのも確か。クラッシックバレエは、お馴染みの物語にお馴染みの音楽と振り付け。あとは、演出やダンサーのテクニックや外見にもよりますが、パリ・オペラ座クラスになると期待を裏切ることなく、あらゆる面で完璧な非日常の世界に酔いしれることができます。バレエ初心者も他で観たことがある人も、間違いなく満足できる一時を約束してくれます。
コンテンポラリーの魅力を教えてくれたミルピエ氏の早すぎる辞任は残念ですが、パリにはコンテンポラリーに強い他の劇上も多くあるのでパリ・オペラ座としてはクラッシックメインで良いのかも?と完璧な美しさで圧巻だった「ロミオとジュリエット」を観て思いました。

ちなみに、今回の公演に合わせてエトワールのミニ写真展も開催されています。
romeo et juliette bastille expo - 1

19時半〜22時40分と、バレエにしては長い公演で、アントラクト(幕間の休憩)は2回。1回目はバスチーユ広場の夜景を楽しみながらの軽食&ワインタイム(列ができるので開演前に予約&支払いしておくとこうして用意してくれています)。

romeo et juliette bastille entracte - 1

そして2回目は、エトワールの美しい肢体をご堪能ください!
では、Bon spectacle !!!

「ロミオとジュリエット」 オペラ座公式サイト:
https://www.operadeparis.fr/saison-15-16/ballet/romeo-et-juliette
4月16日までの公演です。
直前に残席のチケット(いい席です!)出ることも多々あります。
ご予約はコンシェルジュまでお問い合わせください。

★オペラ・ガル二エからも歩いて帰れるセジュールアパリすすめのアパルトマンはこちら!(アパルトマン名をクリックしていただくとご紹介ページが開きます)
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