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Carl Marletti のガレット・デ・ロワ


carl marletti facade

carl marletti vitrine

galettes des rois carl marletti

お節料理のないフランスですが、1月になると必ず一度は食べるのが、Galette des rois、ガレット・デ・ロワ。昨年もこの時期にご紹介しましたが、季節ものですのでお許しを。
例年通り、年明けのブーランジェリー、パティスリーの主役はこちらで大小様々なガレット・デ・ロワがずら〜っとショーケースに並びます。
伝統では、公現節(1月6日)に家族で切り分けて食べ、中に入っているフェーヴ(陶器の小さな人形)が当たった人は王冠を被り、幸運が1年間継続するといわれています。集まった中で一番小さい子供がテーブルの下に隠れ、大人の誰かが切り分けて、隠れている子供に誰に配るかを指名させるゲーム仕立てで、順番に配って行きます。

日本でも最近はお馴染みになりつつある、こちらのフランスの伝統菓子。中に入っているのは陶器のフェーヴではなく、アーモンドのようで、フェーヴは買うとついてくるようですね。確かに、勢いよく食べて歯にあたって歯が折れたというアクシデントもありそうなので、名案と言えば名案ですが、どんなフェーブが入っているかも楽しみの一つなので、初めから見えているよりも、隠れていたほうが楽しい気がします。

さて、お店ごとにフェーブは違って、いろいろ、毎年集めるのも楽しいのですが、もちろん、お味も様々。
基本はサクサクの折りパイ生地の中にアーモンドクリーム、形は丸型、王冠は金ですが、特にパティスリーのものは、それぞれ趣向を凝らして、中身も形も王冠も個性的。

と、ここまでは基本情報のおさらい。今回は一押しのお勧めをご紹介します。5区、ムフタール地区にあるパティスリーのCarl Marletti(カール・マルレッティ)。2008年にオープンしてすぐにメディアでも多数取り上げられ、日本のガイドブックでも既にお馴染みのこちらのパティスリーのガレットは、なんと正方形!王冠はシンプルながら銀色と見た目はちょっと個性的です。
中身はと言いますと…サクサクの軽いパイ生地に甘さ控えめのアーモンドクリーム。外観とは裏腹に基本のガレット・デ・ロワのようですが、シンプルだからこそ違いがわかる!バターをたっぷり使うことで知られるガレット・デ・ロワ、一口目は美味しくても食べていくうちに、ちょっと胃がむかついてくることもあるので実はそれほど好物ではなかったのですが、こちらのガレットは軽いパイ生地に、絶妙な甘さのクリームで最後まで美味しくいただけました!さすが、さくさくパイ生地のミルフィーユで有名なパティスリーだけあって、ほんのり甘く軽〜いパイ生地が最高!切る時に落ちたパイの破片も残さず完食の美味しさです。
マロンクリームだったり、チョコレートクリームだったり、小豆クリームだったりなど、いろんなバリエーションもありますが、基本が一番!と思えた美味しさでした。

お隣に並ぶ、宝石のようなパティスリーも魅力ですが…一月一杯販売されているま期間限定のガレット・デ・ロワ、一月にパリにいらっしゃる方は是非本場の味を、そしてCarl Marletti のをお試しください!

Carl Marletti
51 rue Censier 75005 Paris
http://www.carlmarletti.com/