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パリのお土産〜ポンピドゥー&シャガール編〜


先週末はようやくお天気に恵まれようやくパリでも桜の花が開花!

ようやくのお日様と桜を愛でに春の公園は大盛況でした。
散歩が楽しい季節になりましたね!

さて、ずっと食べ物ネタが続いたので、今回は気分を変えて美術館とお土産のお話を。

旅の自分用のお土産、皆さんはどうされていますか?

美味しいものはもちろんですが、今回お勧めしたいのはミュージアム、展覧会グッズです。

美味しい食べ物は食べてしまうと終わりですが、旅先で観た展覧会のカタログ、気に入った絵の絵葉書、関連の文房具やマグカップなど、飾ったり、普段に使えるものを買って帰ると、いつまでも旅の余韻を楽しむことができますよね?

そこで今回ご紹介するのは、3月末に始まったばかりのシャガール展とそのお土産。

シャガール展と書いていますが、展覧会の正式名称は、「Chagall, Lissitzky, Malévitch 〜L’avant-garde russe à Vitebsk (1918-1922)〜」。

chagall shop hall - 1 (002)

1918年に故郷ヴィテプスクの芸術担当人民委員に任命されたシャガールは、リシツキー、マレーヴィチと、芸術学校を設立し、ロシア革命後の前衛芸術運動「ロシア・アヴァンギャルド」の一翼を担います。

その時代の彼らの作品、芸術学校の生徒たちの作品、関連資料など約250点を展示している本展覧会。

シャガールと言えば、色鮮やかで幻想的な世界を浮遊する人、恋人たち。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、「シャガールだ!」と誰もがわかる唯一無二の世界観を持った20世紀を代表する画家ですね。

オペラ座の天井の絵は圧巻ですし、ニースのシャガール美術館も素晴らしいのですが、個人的には「これが好き!」と気に入った作品がなかったのですが、今回の展覧会ポスターの絵には一目惚れ。

そして“ロシア アヴァンギャルド”という言葉にも惹かれて開催早々に行ってみて大正解!
色鮮やかで幻想的だけれどどこか哀愁が漂っていてもの哀しい感じもあったシャガールの作品(ファンの方、素人の感想なのでお許しください)ですが、今回展示されていたのは、1917年のロシア10月革命後、「ユダヤ人画家」として胸を張って故郷ヴィテプスクで活躍できるようになった時代の絵です。

そのせいなのか?いつもより色彩が柔らかく、幸福で躍動感あふれる感じの作品が多いように思え、今までの私の中でのシャガールのイメージがガラリと変わりました。

さて、お土産。
リシツキー、マレーヴィチのミニマリズムな作品はお部屋に飾るとかっこいいな〜と思いながらも、お土産に買ったのは写真のこちら。

chagall omiyage - 1 (002)

ポスターの絵が表紙の展覧会カタログと、展示作品の中で一番気に入った作品のポストカード。
2作品、似てますね(笑)。この優しい色使いとキュービズムの影響を感じられる二作に特に惹かれました。

もう一つは、展覧会には関係ありませんが、どこのミュージアムショップにもある子供用の美術絵本コーナーから。
「色」がテーマの棚で、赤、青、黄色、緑と、4つの基本色の様々なニュアンスを芸術作品と共に紹介していく本を見つけました。

chagall ehon couleur - 1 (002)

青と一口にいってもコバルトブルー、インディゴブルーなど、様々な青がありますよね。

それぞれの色の誕生秘話も書かれていて、大人が読んでも読み応え十分の色の入門書。

子供用と書きましたが、恐らく、ネイティブでも小学生以上が大人と一緒に楽しむ本でしょうか?
非ネイティブは辞書と一緒に楽しむ(苦笑)語彙レベルですが、同時に美しい作品が堪能できるので、フランス語がわからなくても好きな色を一冊買って眺めるだけでも楽しそうです。

他には、マグネットや、エコバック、ノートなども、今回はリシツキー&マレーヴィチの作品絡みで、ザ・ミュージアムショップグッズ的なものだけではなく、スタイリッシュなものも多かったです。

chagall shop - 1 (002)

写真のショップは最上階にある展覧会会場出口のものですが、展覧会に行く時間がない、という方もご心配なく。
1階ホールにあるショップでもご覧の通り、展覧会グッズも購入できます。

こちらでは、アート関連の書籍はもちろんのこと、オシャレな手帳などの文房具の他、塗り絵、絵本、など眺めているだけでも気分が上がるものが沢山ありますので、近くにお寄りの際は一度立ち寄ってみてくださいね。

では、bonne exposition !

Chagall, Lissitzky, Malévitch
〜L’avant-garde russe à Vitebsk (1918-1922)〜
開催期間:2018年3月28 日 2018 – 7月16日
開館:11時 – 21時、 23時(木曜日)
Galerie 2 – Centre Pompidou, Paris