砂糖なしショコラ!
- 2018年01月12日
- ブログ
新年明けましておめでとうございます。
今年もセジュールアパリをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、ノエルと違ってあっさりとしたフランスの元旦。
ノエルは家族で、31日の年越しは友人たちや仲間との年越しパーティーで朝まで飲み明かすのが基本です。
そんなフランスの元旦は皆1日寝ているのか、し〜ん。
美術館などもメーデーの5月1日に加え、12月25日と1月1日はどこも休館日です。
商業施設も同様に閉まっているところがほとんどなので、街全体が眠っているかのような感じです。
そんな訳で元旦ネタが特にないので、ノエル関連のネタを引き続きお届けさせていただきます。
前回はマロングラッセについて書きましたが、ノエルだけでなく、ホームパーティーに招待された時などの手土産、お世話になった方へのちょっとしたお礼に、と大活躍なのがショコラ。
初めてフランスでのノエルを経験したという日本人の友人は、ノエルにショコラをもらいすぎ、嬉しい反面消費できるか?と心配だとか。
確かに私もショコラ好きですが、自宅に人を招く機会が重なってショコラが3箱、、、なんてことになると全部味わいたい反面、完食後が気になってしまい泣く泣くおすそ分けしたりとか。
そんな悩ましいショコラ。
好きすぎて自分ではほとんど買わないのですが、今回はノエルのプレゼント用、ちょっと変わったショコラティエを見つけたのでご紹介いたします。
ご覧の通り一見普通のちょっとお洒落なショコラティエ&パティスリーなのですが、間近で見てみると上白糖は一切使わず、カカオシュガーを使っていて血糖値コントロールができるのが売りのようでおっと思って入店。
糖尿病患者やスポーツマン、健康を気にする方なども安心して食べられるショコラ&パティスリーを自社開発&製作しているようです。
オンランで注文し、予約注文、宅配も可能(パティスリーは宅配不可で店内引き取りのみ)。
自宅の近くなので、駆け込み寺的に24日の閉店間際、そして25日の朝に追加のプレゼントを買いに行ったのですが、その際に連日接客してくれた感じの良い店員さんがなんと発案者の一人。
笑顔の素敵なザ・パリジェンヌ!
ご本人は13歳の時から糖尿病を患っているそうで、彼女と、糖尿病患者にも美味しいパティスリーとショコラを食べさせてあげたい!という糖尿病専門のドクター、そして、白砂糖抜きでも美味しくて美しいパティスリーを!という挑戦に挑んだパティスリー&ショコラティエ、彼ら3人の夢と情熱によって生まれた夢のお店が「Les belles envies」なのです。
私が生き証人よ!と糖尿病患者の証?のパッチみたいな何かをちらりと見せてくれました。
ご覧の通り、各商品には血糖値の上昇指標、GI値(こちらでは全て15〜20、通常のパティスリーは70以上)の他、糖質の割合も明記されています。
また、砂糖だけでなく、小麦粉など血糖値を上げる他の材料も極力使わないようにして、小麦粉ではなく全粒粉を使ったりと、あらゆる工夫がされているようですが、見た目も麗しく、そして何よりも美味しいのに驚き!
店内では色々試食させてくれるのですが、甘さ控えめだろうな〜と思っていたら、ちゃんと甘くって、砂糖なしと聞かなければ全くわからないくらい。
そしてお値段も平均的なので、これは普通のパティスリーより罪悪感なく食べられる!と嬉しくなりました。(とはいえカロリーはありますので、食べ過ぎは禁物)
今回はプレゼント用だったので板チョコとショコラペースト、そしてショコラビスケットだけを買いましたが、今度は自分用にパティスリーも試してみようと思っています♪
また1月と言えば、ガレット・ドゥ・ロワ。
こちらでは、上白糖なし、小麦粉なしのガレットを販売しているようです。こちらも試してみようかな?
では、Bon appétit & Bonne année pour 2018 !!!
Les belles envies
https://lesbellesenvies.com/
3 rue Monge, 75005
(最寄駅⑩Maubert Mutualité)
火〜土:11時〜20時、日:11時〜19時
17 rue Poncelet, 75017(最寄駅②Ternes)
火〜土:10時〜20時、日:10時〜14時
最寄りのアパルトマンはこちら
エトワール2