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Florence Henri 写真展〜Miroir des avant-gardes, 1970-1940


jeu de paume FH 2

jeu de paume FH

jeu de paume

最近ちょっとご縁ができたJeu de Paume 美術館。写真展を中心にした展覧会が開催されている美術館ですが、今期はNY出身だが、主にヨーロッパで活躍した女性写真家、Florence Henri (フローレンス・アンリ)の写真展のヴェルニサージュ(内覧会)の招待状をいただいたので、誰かもよく知らずに行ってきました!

前知識は、鏡を使った写真とオートポートレートが有名というだけ。
内覧会は18時から開催なので、仕事帰りにさくっとアート鑑賞も素敵♪と
気軽に行ったら、すごい人!普通に来た方がゆっくり観れるだろうな…と思いながらも無料であることに感謝しつつ、人混みに疲れてしまったので、説明もほとんど読まずにひたすら心で鑑賞してきました。

気に入ったのは、鏡や反射、影とのコントラストをうまく使った写真、人々が風景の一部となり構図が素晴らしい「Bretagne」シリーズ、そして、ショーウィンドー越しに切取ったパリの風景が美しい「Vitrine」。

当たり前の感想で恐縮ですが、毎回写真展に行くと、「ほ〜このアングルで、これを被写体としてるのか」と写真家の目の付け所というか、センスに感心。
写真=観光や友達との楽しい思い出の記録、となりがちな素人の目にはとまらないような、街角、日常の片隅の何かや、モノそのものではなく、全体の調和やコントラストが美しい風景。写真家の目を通して見る世界は新鮮な驚きと発見に満ちていて、写真展に頻繁に行くようになってから、日常の見方が少し変わってきたかもしれません。

最近、iPhoneアプリのInstagramなどで、簡単に写真の加工ができ、誰もがアート(っぽい)写真を撮って楽しめる時代になりました。日本では自撮りアプリまで存在し、美肌加工までできるとか?
デジカメの登場で写真は既に身近な存在になっていますが、こちらはさらに気軽で遊び心に満ちています。ちょっとした風景や食べたものを撮って、素敵に加工してFacebookなどで共有して楽しめるようになり、なんちゃってフォトグラファー気分で、自分でも、上出来!と思えた写真に「いいね」がもらえると嬉しいものですよね?

と言う訳で、そんな「なんちゃってフォトグラファー」にインスピレーションを与えそうな素敵な写真に沢山出会えた、充実の展覧会でした。

外に出ればコンコルド広場越しに見えるエッフェル塔も。
やっぱり二度嬉しい美術館です。

FLORENCE HENRI
MIROIR DES AVANT-GARDES, 1927-1940

開催期間:2月24日〜5月17日
Jeu de Paume