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肉が食べたくなったら、La table d’Hugo Desnoyer !


11月も半ばにはいり朝晩の冷え込みが日に日に厳しくなってきたパリ。

寒くなると、お腹にグッとくるもので、、、(と毎回同じ下りで始まってすみませんが)、肉と甘いものの消費が増えます。

というわけで食べ物ネタが続きますが、今回は珍しくフレンチ!そしてお肉のお話です!

このブログを定期的に読んでくださる方はお気づきかもしれませんが、筆者は普段はフランス料理をあまり食べません。

フランス料理はやっぱりお肉が美味しいと思うので、よほどがっつりお肉料理と思わないと行く気にならず、外食となれば、いろいろ試せてシェアできるアジアンか、イタリアンかちょっと変わった国の料理などになってしまいます。

せっかくフランス、美味しいビストロへ!
とはたまになるのですが、在仏が長くなればなるほど友人とどこ行く?
と相談して候補を挙げると、何故かいつも上記の感じになってしまいます。
私の周囲だけでしょうか?

そんなわけですが、最近パワーが足りないなと感じていたので、今回は「肉!」とリクエストしたところ、友人が予約してくれたのが「La Table d’Hugo Desnoyer」。

東京にも出店しているようで、パリ好き、食通の皆さんなら一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか?
三ツ星レストランシェフの御用達で世界一の肉職人、お肉屋さんとも言われるHugo Desnoyerが新たにパリ北部19区にオープンしたお店です。

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「値段は高いけどいい?」とのことだったのですが、ランチだし、まあ一人50位かな?と思っていたのですが、メニューを見て、あらら。
お目当ての三種の熟成肉「triologie de bœuf D.R.C」二人前は一人300gで、104ユーロ!

一瞬迷いましたがはるばる来たのだし、たまには贅沢しなきゃね、とこちらを注文。

付け合わせはピュレかフリットのジャガイモ料理だけだろうと思っていたので、前菜をシェアすることに。

前菜は、ここではEntréeではなくBouchés(一口の意味)と表記され、「L’étable(家畜小屋)」と「Le Jardin(庭)」の二つのカテゴリー。

家畜小屋の方は肉で、パテやカルパッチョ、骨髄、タルタル(牛と子牛と羊の三種盛り)、シャルキュトリーの盛り合わせなどの定番の他には、牛に尻尾の春巻きのようなものもあり、美味しいに違いないと思いつつもメインが300gなので、さっぱり軽めの野菜をとることに。

りんごとキノコのサラダ(醤油ソース)、ベトラーブのカルパッチョ、キノコのクリーム&イチジク&ホワイトベーコンなどこちらもどれも魅惑的ですが、一番さっぱり軽そうな、ザクロとフェンネルとりんごのサラダを注文することに。

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ザクロの甘さ、りんごの甘酸っぱさ、それにフェンネルの独特の香りと味とヴィネーグルが見事に混じり合って最高!エシャロットやシブレットなども小さく刻まれて入っていて、シンプルですが、これは家で真似したい!と思う素晴らしい組み合わせ。

私が作るとこうはならないでしょうが(苦笑)

そしてメインのお肉はご覧の通り赤身肉。

左からDoux、Corsé、Rondとのことで、サービスの方の説明によると、Douxはクラッシック(普通)、Corséはコクのある、Rondは、、、すみません、忘れましたが、個人的な感想で言うと、Rondが一番脂がのっていて、Corséは一番味わい深く、Douxはこの三種の中では一番普通。

写真の通り豪華四種の付け合わせとともに鉄板に盛られてサービスされます。

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量が多いので食べている間に冷めてしまうのが少し残念ですが、驚くことに冷めても美味しい!
日本の脂ののったとろける様な牛も大好きですが、こんなにまろやかで美味しい赤身肉があるとは感動です。

また、肉自体を味わえ!ということでしょうか、マスタードもソースはもちろんなし。
テーブルには粗塩と胡椒のみが置かれていましたが、私は途中で塩を試しにちょっとかけたくらいで、ほぼ全部、塩胡椒なしで300g、ペロリです!

私たちはア・ポワン(ミディアム)でお願いしたのですがここのお肉だとレアの方がもっともっと肉の風味が堪能をできたかな〜とも思いました。
肉好きの方はレアが好きですよね?

そして、メニューには嬉しいことに、「食料を粗末にしたくないから、持ち帰りは遠慮なく言ってね!」と。
最初は「わ〜い今晩のご飯のおまけつき」とか思っていましたが、必要なしでした。

さらに嬉しいサプライズは、四種もある付け合わせ。

手作りチップスは厚みがあるのにサクッと揚がっていてとっても軽く、今まで食べたチップスの中で一番の美味しさ。

ピュレも、カスレのような白インゲン豆の煮込みも優しく繊細なお味で丁寧に作られているのがわかります。

そしてグリーンサラダでさっぱりと。
お肉>野菜>お肉とエンドレスに飽きずに最後まで堪能できました。

パンも酸味と甘みのバランスが完璧で、これだけでパクパクいけちゃいそうな美味しさでした(肉のために控えましたが)。

そしてさらに驚くことに、脂っぽくないからなのか?
意外にお腹は張りません!

とはいえ300gですからデザートは少し迷いましたが、チョコレートタルトが絶品とのことで、シェアすることに。
一見シンプルですが、ビスキュイと濃厚なビターチョコの間には塩バターキャラメル。

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甘さとホロ苦さのバランスが完璧でチョコ好きにはたまりません。

お肉しか期待していたなかったのですが、前菜もデザートも本当に美味しく大満足。

まず観光では来ない地域ですが、実はサンマルタン運河すぐ近くで、帰りは徒歩にてサンマルタン経由でレピュブリック広場まで歩けます。

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距離はそれなりにありますが、運河沿いは気持ちがいいし、ブティックも沢山あって、食後のいい散歩になります。

ゆっくり世界一!?のお肉を堪能した後、運河散歩のコースはいかがでしょうか?

では、Bon Appétit !

今回ご紹介した19区のお店はこちら
http://www.hugodesnoyer.com/fr/content/151-restaurant-la-halle-secretan
住所:33, avenue Secrétan 75019 Paris
電話: 01.40.05.10.79
営業時間:火〜土 12時〜14時半、19時〜22時半
上記のサイトからオンライン予約も可能です。

サンジェルマンにもある様です。
住所:17 rue Clément, 75006 Paris
電話: 01.42.39.89.27