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美術館のカフェ&レストラン:Les Grands Verres @Palais de Tokyo


パリはToussaintトゥッサン(諸聖人の日)のバカンス真最中。

新学期が9月に始まり、2ヶ月も経たない間にもう2週間の秋休み。
こんなにバカンスだらけだと親御さんは大変だ〜といつも思いますが、ここは世界屈指の文化都市パリ。

学校の休暇時期に合わせた子供向け映画祭など文化イベントには事欠きませんし、美術館、博物館では年間を通して子供対象のアトリエやガイド付きツアー、コンサートなど多数のイベントが開催されています。

特にバカンス時期には多くなりますので、パリにいても毎日子供は退屈しないようですね。

さて、私ごとで恐縮ですが、娘を出産してからは子供と一緒に行けるかどうかが外出先を決める重要ポイントになり、パリは子供に優しい町だな〜と日々感心しております。
と言う訳で、今回は子供連れでも行けるオシャレな美術館併設レストランLes Grands Verresをご紹介します!

7月24日にPalais de TokyoにオープンしたLes GrandsVerres。

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アットホームかつ革新的、そして環境にも優しいスペースを目指して作られたそうですが、確かに、以前の斬新&アートすぎて、アットホームとは対極の尖ったTokyo Eatに比べると、写真の通り、コンクリートと木材の組み合わせはスタイリッシュながら温かみもあり、とっても開放的で敷居はぐんと下がりました。

入ってすぐのカフェスペースのカウンターにはパティスリーやキッシュ、サラダなどの軽食が並んでいてどれもとても美味しそう!
こっちでもいいかも、、、と横目で眺めつつ、今回は久々にちゃんとしたレストラン!を予約していたので奥へ。

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まず目を見張ったのが13メートルあるというカウンターバー。
夜にはカクテルバーになるようで、深夜まで開いているPalais de Tokyoならではのスペースです。

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私たち(大人二人と2歳児)が通されたのは、ソファ部分の背をうまく使いプライベートな空間を保てるように設計されたテーブル席。
奥には大人数にも対応できる大テーブルなど、様々なニーズに対応できる見事な配置、空間作りで、皆ウェルカムな感じがとても気に入りました。

祝日でしたので、乳幼児を連れたファミリーも多数見かけ、ベビーチェアも1台あるようで争奪戦にはなっていましたが(今後チェアが増えることを期待!)ソファ席が多数かつ、それぞれちょっとしたプライベートな空間なので隣席をあまり気にせず食事ができ、子連れには優しいレストランです。

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また、メザニン部分にあるトイレにはオムツ替え台もあり、乳幼児連れには本当に有難い。
Palais de Tokyoは深夜まで開いている現代アートの美術館なので、今までは数ある美術館の中でも一番尖った大人の遊び場というイメージでしたが、親視点で見て初めて知ったのですが子供向けプログラムも充実しています。

よく考えれば、子供の美術館デビューは現代アートの方が想像力を刺激され面白いかもしれませんね。
そしてこんなオシャレなレストランまであるというのは本当に嬉しい!と料理を食べる前に既にリピート確定しました(笑)

さて、肝心のお料理。

メニューはシェアも可能な前菜4種(サラダ、ポタージュなどで8〜15ユーロ)、メイン5種(魚一品、肉二品、パスタ、具沢山サラダで16〜25ユーロ)、デザート4種(8ユーロ)に、本日の一品(13ユーロ)、サラダ&本日の一品&カフェ又はドリンクが付くセットメニュー(23ユーロ)と品数は少なめです。

シェフはシアトルやボストンの有名レストランのシェフを務めたアメリカ人シェフPreston Miller。

できるだけ環境に優しい料理を追求し、使う素材は、季節の新鮮な野菜と現地で採れるもののみだとか。

世界各国の料理からインスピレーションを受けたオリジナリティ溢れるフランス料理で、メニューを見てもちょっと味は想像できなかったので、メインの素材で決め、Suprêm du Poulet(鶏の胸肉)とEpaul du porc(豚の肩肉)とかぼちゃのポタージュを注文しました。

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ポタージュは24ヶ月のコンテチーズ入りでとってもまろやかですが、エスペレットの唐辛子がピリリと効いていいアクセントに。

鶏の胸肉は完璧な火入れ加減でとってもジューシー。

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付け合わせのひよこ豆と赤パプリカのマリネも優しいお味でとっても美味。
薄味なのでこれは子供にもいけそうです。

いい感じで脂がのっていて口の中でとろける豚の肩肉は、まずお肉そのものの味を堪能した後、スモークナスのピュレをつけて食べ、ピュレをパンにつけて食べ、と色々楽しめて大満足。

デザートも洋梨のロティ以外はメニューを見ただけでは全く想像つかなかったので、一番無難かつヘルシーな感じがした洋梨を選択。

説明にはクランブルと書いてあったので、洋梨のクランブルを想像していたのですが、写真の通り、ビターなカフェのクランブルの上にキャラメリゼされた洋梨、それに甘さ控えめのホイップクリームが添えられていて想像以上の美味しさ!

焼き加減が素晴らしいのかな?三つの素材のハーモニーも絶妙でしたが、洋梨だけでも、こんなに美味しかったのね!と感動しました。

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写真の通り量はお上品なので、前菜シェアでそれぞれメインとデザートがベストかもしれません。(もう一つデザート頼むべきだった!)

今回は娘と一緒だったので写真もささっと撮り(綺麗に撮れていなくてすみません)、ご飯もささっと食べましたが、次回はゆっくりこの素敵な空間とお料理を堪能にし来たいなと思いました。

さらに、カクテルバーならではの計らいでしょうか?
アルコールを注文していないのに、日本で言うところの突き出しのようなものが出てきます。

この日は人参とカリフラワーとズッキーニのピクルス。
これも野菜そのもの味がしっかりと感じられ酸っぱすぎず、酸っぱいものが苦手な私もあっと言う間に完食。
嬉しいサプライズでした。

オシャレなのにとっても居心地がよく、お料理も美味しい!
そして子連れもOKということで、すぐに満席かつ列ができていましたので、予約またはオープン直後の来店をお勧めします!ではBon Appétit !!!

住所:Palais de Tokyo, 13 avenue du Président Wilson
営業日時:12時〜24時(火曜日定休)
ランチ12時〜14時半、ディナー19時〜22時半、カクテルバー19時〜2時
土日はブランチ11時〜16時もあり
電話 : +33 (0)1 85 53 03 61
下記のサイトから予約できます。
http://www.palaisdetokyo.com/fr/page/les-grands-verres-restaurant