コンシェルジュ・サービス

エチオピア料理 Les saveurs d’Abyssinie


2月に入り日も少しずつ長くなってきましたが、まだまだ冬。
というわけで、外出=食事になってしまい、食事ネタが続き申し訳ありません。

ですが、今回はちょっと変わったお料理をご紹介!

みなさん、エチオピア料理を食べたことがありますか?
パリではちょこちょこ見かけるものの、そこまでポピュラーではありませんが、なんとスーパーフードの代表格、キヌアを超える栄養価を持つとも言われる「テフ」が主食とつい最近知り、久々に行ってきました。

こちら、5区のムフタール通りと交差する小道にある「Les saveurs d’Abyssinie」。

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実は数年前に一度行って、煮込み料理中心のほっこりとした優しい味とちょっと癖になりそうモチモチの食感と酸味を持ったエチオピアクレープが美味しかったものの、二度目がないままだったのですが、キヌアを超えると聞いたら行くしかありません!

エチアピアのキビとも言われる「テフ」ですが、なんと鉄分は、白米の約9倍、食物繊維、ミネラル、8種のアミノ酸、カリウムは、小麦の約25倍!というキヌアも真っ青の栄養価だそう。
そしてこの「テフ」で作られるのが、「インジェラ」と呼ばれる写真のクレープです。

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前述した通り、モチモチの食感と酸味が特徴で、甘めの味付けの野菜や豆類の煮込みとスパイシーな肉類を包んでパクッと手で食べます。
そう、こちらのお店ではお願いしない限りナイフとフォークは出てこず、本場と同様に手で食べます!

今回は、写真奥の「Doro Wot」(チキンのエチオピアスパイスソース)と手前の「Bere alitcha」(牛肉のエチオピアスパイス煮込み)。

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チキンの方には日本で言うところの煮卵もついていてこれも美味。
付け合わせには、肉じゃがの野菜を思わせるような優しい味の野菜の煮込みや、ひよこ豆の煮込み、そしてサラダとともに、こんな素敵な器に入れてサービスされます。
好きなように好きなだけちぎって「インジェラ」に包んで食べればいいのですが、個人的には「インジェラ」を大きめにちぎって、まずサラダをひいてその上にスパイシーなお肉と甘い野菜を一緒に乗せて食べると口の中で甘辛とサラダのさっぱりが混ざってとってもいい感じでした^^

「インジェラ」は下にひいてあるものに加え、包みように各自に一枚ずつサービスされます。

追加入りますか?と途中で聞かれましたが、これで十分!厚みがあるので、一枚食べきる頃には結構お腹が膨れ、「インジェラ」とお料理少し残してしまい、サービスのお姉さんに残念そうな顔をされてしまいました。
ごめんなさい!そして、食事のお供にはエチオピアのチャイ。
ミルクなしですが、スパイスがたっぷり効いていてお料理にもよく合いました。

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ちなみにこれは後で教えてもらったのですが、エチオピア主食である「テフ」は海外へ輸出できるだけの十分な量が確保されておらず国外で手に入れるのが難しいとか。
最近はエチオピア以外での国でも栽培されるようになっていますがそれでもとても高価だそうで、こちらでは代用品としてサラザン(ガレットでも使用されるそば粉)を使ってインジェラを作っているそうです。
製法は同じで、「インジェラ」特有の酸味は、二、三日発酵させて出すそうです。
将来的にはなんとか「テフ」で作りたいとのことで、「テフ」目当てで来た私としては、ちょっと残念でしたが、お腹の方は十分満足!
「テフ」はなくても、お野菜もお肉もいっぱい取れ、お腹から温まるヘルシーな食事であることは保証します!

テフの方は当面は自然派食品で探してみようかな?

ではBonne dégustation !

Les saveurs d’Abyssinie
1 Rue de l’Arbalète, 75005 Paris

最寄りメトロ : Censier – Daubenton (7番線)
月曜、日曜夜定休

最寄りアパルトマンはこちら:
ムフタール
http://www.kurasutabi.net/appartement/mouffetard/