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Nuit Blancheレポート@フィルハーモニー


今週は暖かい、いや暑い?
と思うような20度越えの日が続くパリからこんにちは!

先週はコート姿も見かけましたが、今週はお昼間には夏のワンピース姿も!

夏の終わり(既に終わっていたかと思っていましたが!)の太陽を軽やかな格好でテラスで満喫するパリっ子たちを横目にパリに何年住んでいてもやっぱり衣替えをしてしまう私は、自分の重苦しい冬服に後悔。

夏のワンピに黒タイツに革ジャン。
幅広い温度差に対応できるパリジェンヌスタイル、来年こそは真似すべく、衣替えは11月になってから!
観光で来られる皆さまもお気をつけくださいませ。

さて、前おきが長くなりましたが、前回ご紹介したフィルハーモニーでのニュイ・ブランシュ。

予想以上に素晴らしく、できることなら毎年開催してほしい!と思いましたので、今後のためにも少しレポートさせていただきます。
お知らせした通り、翌朝までの白夜イベントですが、限界は終電の頃、2時前だろうと思い、最初の8時半のプログラムから参戦することに。

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まずは腹ごしらえと、フィルハーモニー内の最上階にある「Le Balcon」というシックなレストランバーへ。
写真の通りシックな内装で窓からはパリが一望できるというコンサートデート前の一杯、またはその後のお食事に最適なお店。

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ですが「軽く飲んで帰りますから〜」と言うと通されたのはロマンチックな窓際ではなく、、、ですが意地悪されたのではなく、窓際は予約席のようでした。

それぞれ一杯ずつと生ハム類&チーズの盛り合わせ。

私はフランス人のように観劇終了後の22時とか遅くに食べたくないので、だいたい、開演前の19時台にサクッとこんな感じで食べるのが好きです。

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栄養バランスゼロですが、本場のチーズとハムはどこで食べても失敗することはあまりないし、パンをしっかり食べれば夜中までお腹は空きません。

そして話が弾みすぎ、肝心の「Nuit Minimaliste」のコンサートホールに到着したのは21時半すぎ。
20時半から演奏されていたLubomyr Melnykの第一回めのコンサートの最後の曲「Palisade – 4」の演奏中でした。

フィルハーモニー内には今回初めて入ったのですが、美しいコンサートホールにまず圧倒され、そして、Melnykの静かな激しさをたたえた、絶え間なく流れる川のような音楽に酔いしれること数分。

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最後の音楽だったので数分後には休憩に入り(飲みに時間をかけたことを激しく後悔!!!)、後は、ミニマリスト音楽の巨匠、Philip Glass, Terry Riley、John Cageの曲の演奏を一通り聞いて、次の会場へ。

時間は23時頃だったでしょうか?
通りすがりに覗いたのが「ラ・ナイト」。

床にマットが敷いてあって、寝転がって、座って、まったりと音の海、闇に身を沈めるというコンセプトでしょうか?
何かの曲を演奏するのではなく、ヴァイオリン、チェロ、エレキギター、サックス、モジュラー・シンセサイザーなどの演奏者がそれぞれ即興で演奏しているというもの。

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何とも不思議な心地よさのある空間で、ちょっと覗く予定が30分くらい座って浸るになるくらい気に入ったのですが、もう一つのお目当て、キャンドルナイトのために、横の建物のシテ・ドゥ・ラ・ミュージックに移動しようとしたのが大失敗!

23時すぎ、小雨の中3時間待ちの大行列。出てきたフィルハーモニーの方への再入場を試みたけれど、頑として拒否され、一緒に行ったフランス人友人は「もう諦めて帰ろう」と。

そこで、フランス歴が長くなった日本人の私が思い立ったのが、最初のレストランに行くエレベーターを使っての再入場。
友人は、「そんなこと思いつきもしなかった!」感心してくれましたが、これは外国人がフランスで学んだ処世術。

案の定、無料イベントに参加する若者にはちょっと高いレストラン用のエレベーターにはガードマンもおらず、列も無し!
しら〜っと登って、すぐにまた降りて、最初のコンサートホールへ。

本当は「ラ・ナイト」のスタジオに戻りたかったのですが、こちらも長蛇の列だったので、会場のキャパシティがあるコンサートホールへ。

こちらで今度はパイプオルガンによる「ミニマリスト」音楽を。

パイプオルガンは大好きなのですが、「やっぱり教会で聞いた方がいいね」、「ミニマリスト音楽には向いてないかも」、と言いつつ、他に行ける所がないので第二回目の Melnykのコンサートを待っていましたが、1時前、観客の目を覚ますためであろう激しいオルガン演奏に私は頭痛が始まり、ここで断念。

他の観客は喜んでいましたけど。

ピエール・アンリと、キャンドルナイトはシテ・ドゥ・ラ・ミュージック内だったのでチラ見することもできず、後ろ髪を引かれながらがらの退散でしたが、 たっぷり堪能のミニマリストと、ラ・ナイト(ちょっとでも!)が素晴らしかったので大満足の夜でした。

これが無料って本当にパリすごい、と思ってしまいます。

今回学んだこと:

①パリっ子は遅がけなので、入場数が限られている室内イベントは早めスタート。

②パリ式ダラダラではなく日本式に計画的に行動。
優先順位を事前に決めて、初っ端からスタートし無駄なく動く。一通り終えてからまったりすべし。

③食事はもっと前に、そして手早く!(でもこのおかげで裏技使って列なしで再入場できたのだけれど、皆さんもこんなケースに陥ったらチャレンジしてみてください^^)

さて、今回逃した皆様、こちらのサイトで11月30日までニュイ・ブランシュ時のコンサートを視聴することができます。

来年もぜひニュイ・ブランシュに参加して欲しいですね!
http://culturebox.francetvinfo.fr/musique/la-philharmonie-de-paris/nuit-minimaliste-a-la-philharmonie-de-paris-263333