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ポンピドゥーとバレット・ジャーナル


あっという間に9月も終了。こちらは9月が新学年の始まりなので最初の1ヶ月が終了しました。
バカンスの年間スケジュールも、オペラやバレエなどの観劇シーズンも2018年9月〜2019年7月というくくりになり、実質の年間スケジュールといえば9月始まりになります。

というわけで、私も新しい手帳を探しにポンピドゥーセンターのブティックに行ってきました。

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ポンピドゥーセンターの1階(地上階)には二つのブティックがあり、入って右手側の方が書籍や文房具中心のブティック(ライブラリー)となります。こちらには、展覧会関連、アート関連の書籍はもちろんのこと、パリ、フランス関連のおしゃれなガイドブックや絵本、塗り絵、折り紙ブックなどもあるので、ちょっとしたお土産やプレゼント探しに重宝しています。
また、デザインが素敵なノートや手帳もかなり充実していて、おなじみのモレスキンなどの有名ブランドの手帳はもちろんのこと、お手ごろで可愛い手帳も沢山あり自分用にもちょこちょこ購入しています。

今回はすっきりとした機能的な手帳を探しに来たのですが、買ったのは中身が面白かったポップなこちら、「Mon Bullet Carnet」。

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大判もありましたが、持ち運びに便利なこちらの小さなサイズを選びました。
自由に自分好みの手帳を作る「バレット・ジャーナル」形式の手帳だそうで、調べてみると、数年前から人気の手帳メソッドのようです。こちらはその「バレット・ジャーナル」メソッドによって作られた既製品で、4つの基本要素の「インデックス」「一年の予定(mes objectifs)」「月の予定」、「週間予定」のページに加えて、恐らく自分で加えそうな様々なトピックスのページが既に入っているという優れもの!しかも5.9ユーロとお手頃です!

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「自由に自分のニーズに合わせて」が売りのバレット・ジャーナル。自分で月と日付を記入して好きな時から使い始めることができます。
1年間の目標や、気になる(入った)映画、本、レストラン、外出先、旅行先、欲しいもの、誕生日とプレゼント案などを書き込むページのほか、メディカルチェックや、行政手続などのチェックページなども!

確かに今まで、いろんなノートやポストイットに貼っていたものばかりです。1年間の目標を10個リスト化するページの横にはその進捗を書き込む円グラフまであり、やりがい(プレッシャー?)もありそうです。
その後には最初の6ヶ月のプランニング、続いて、月間予定、週間予定とページは進みます。5年後、10年後の自分の理想図を書くページもいいタイミングで出てきます。

月間、週間ページ両方にTo do リストがあり、月間ページには毎日習慣化したい小さな目標(objectifs)の達成具合がわかる表も。
私はとりあえず、運動と、プレスを読むことを書きこんでみました。週間ページの方には、freeスペースがあり、ここには、買い物リスト、アイデア、その週の気分、気になることなどを自由に。

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3ヶ月終了すれば、「3ヶ月の思い出ページ」6ヶ月終了後は、「6ヶ月のまとめ」ページが。嫌が応にも振り返らざるを得ませんね(笑)
その横には生き方の指針となりそうな著名人の名言もあるという心憎い演出!
ちなみに、写真の言葉は「星の王子さま」のアントワーヌ・サン=テグジュペリのもので、意味は「きみの人生を夢にして、その夢を現実にしなさい」。3ヶ月、6ヶ月を振り返って、「あ〜実現できてない」とくじけそうな時に「人生を楽しく充実したものにするのは自分次第!」とやる気を奮い立たせてくれる言葉が選ばれています。
他にも、行った国リスト、行きたい国リストや好きな音楽リスト、もっとしたいことリスト、もうやらないことリストのページが、著名人の名言と一緒に用意されていて、書き込んで読み直すのが楽しくなりそうな手帳です。
インデックスが最初にあるので、それぞれのページが見つけやすいのもポイントです。このメソッド、本当に素晴らしいですね!

本来ならば、自分のニーズに合わせて自由にページ配分、レイアウトして作り上げていく「バレット・ジャーナル」を買うというのもなんですが、頭の中を整理し、目標を立てながら日々を過ごしていくためのツールとしては同じ!
自分で作るのが苦手な(私のような)ずぼらさん、まず既成のもので始めてみてはいかがでしょうか?次回からは自分で作るということで^^
お手頃なので好みがわかる家族や仲が良い友達へのお土産にも喜ばれるのではないでしょうか?私は早速姉と姉の娘からリクエストを受けました(笑)

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さて、手帳の話に熱が入ってしまいましたが、今回のもう一つの目的は、地下の写真ギャラリーで10月15日まで開催されている「Sabine Weiss」展。

小さな展覧会ですがなんと無料!モノクロのパリの道、市井の人々。光と霧に包まれたパリの普通の風景がなんとも美しく、写真の中の優しい光に吸い込まれるように見入ってしまいました。
時代のせいもあるのでしょうが、被写体である普通の人々の佇まいがなんともエレガントだったり、ユーモラスだったり。人間味あふれる豊かな表情、そして彼らを包む優しい光。絶妙なアングルで切り取られた街路の写真は、どれも光と影のコントラストが息をのむほど美しく、モノクロ写真の美しさを改めて感じました。
数枚買って帰りたかったのだけれど、残念ながらブティックではカタログのみ販売でした。

そして、久々だったので、空からのパリの街並み目当てに最上階での「FRANZ WEST」展と、その下の常設展もちらっと覗いてみました。

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空からのパリといえば、最上階のエントランスホールからの景観が美しく、ソファーも気持ちよかったのでちょくちょく気分転換がてら来ていたのですが、久しぶりに来てみたら、オリエンタルな絨毯のソファーに変わっていてびっくり!
これはこれでかなりくつろげ、皆長居していました(笑)。

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そしてもう一つ下の常設展。

こちらは外に出ることができ、ガラス越しではなく、パリの空気と喧騒を感じながらパリの街並みを一望できるオススメビュースポットです。
この日は天気も良く、日向ぼっこしている観光客も沢山いました。

館内外の休憩スポットからパリの素晴らしい眺めが堪能できるポンピドゥー。
ちょっと疲れた時に心も身体も癒してくれる一番好きな美術館。皆様もお土産探しとリフレッシュに!では、良い週末を!

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「SABINE WEISS les villes, la rue, l’autre」
Centre Pompidou
Galerie de photographies, level – 1
開催期間: 2018年10月15日まで
開館日時:11時〜21時、火曜日閉館
SABINE WEISS LES VILLES, LA RUE, L’AUTRE