Shakespeare and Company Café
- 2017年08月04日
- ブログ
バカンス真っ盛りのパリからこんにちは!
6月の猛暑が嘘かのような、いつもの涼しいパリですが、これくらいの方が観光も散歩もしやすくていいですよね。
さて、パリっ子がいなくなったパリでもいつも賑わっているのが、今回ご紹介するノートルダム寺院界隈。
住んでいると用がない限り行かない地区ですが、来る度にその美しさに目を見張り、思わず写真を撮ってしまうのは私だけではないはず。
そんなノートルダム寺院・シテ島地区、もちろんカフェは多数ありますが、観光地特有のノンストップ営業の普通のブラッスリーカフェが多く、これ!といったおすすめできるカフェがなかったのが悩みどころでした。
今回は用事があってシテ島の警察署に行ったものの、例のごとく、「今日の午後だけ特別に受付停止!」の張り紙の前で呆然。(午前中に電話をかけて確認していたんですがね、、、)
ああ、またか、でもせっかくここまで来たんだしお茶でも、、、とカフェを探しつつ帰路に着くと、いつも通っていた道に見慣れぬカフェが、パリのお洒落な老舗書店、シェクスピア&カンパニーの横にできているじゃありませんか!?
著名な作家が通った店として、そして文学を愛する人々の聖地として、世界のガイドブックでも紹介されている本書店。
気になっていたものの、英語文学が専門ということで、少し敷居が高くて入ったことがないのですが、カフェはご覧の通りとってもオープン!
ノートルダム寺院を眺めながら軽食やお茶を取れると言う絶好のロケーションながらセルフサービス形式ということもあってお値段はいたって良心的。
そしてメニューにも様々なこだわりが!
ヘルシーなスイーツやフードはニューヨーカーが経営するBob’s Bakeとのコラボーレションで、ハンドロールベーグルや、アメリカンスタイルのディッシュ&ケーキ、もちろんヴィーガンやグルテンフリーにも対応。
ティータイムにはイングリッシュスタイルも取り入れ、スコーンや、クランブルフルーツパイなど素朴ながら味は保証します!と言った感じの焼き菓子がずらり。
コーヒーは有名ロースターのCafé Lomi の豆を使ったものだそうで、美味しいカフェを目当てに来る常連さんも多いようですが、場所柄観光客率も高く開放的な空間なので気後れなく入れます。
この日は暑かったので、本日のスムージー(イチゴ、バナナ、オレンジ)を注文しましたが、オーガニックのホームメイドチャイラテなども有名だとか。
チャイ好きなので寒くなったら是非試してみたいです。
ドリンクはコーヒーの他、ローストティー、スムージーなどのフレッシュジュースも全て多数揃えてある他、ホームメイドレモネードや、抹茶シェイクもあってびっくり!アルコールも少し出していてクラフトビールなども楽しめます。
そして、全くお腹が空いていなかったのに、思わず頼んでしまったこちらのベリーのタルト。
ベリーたっぷりの素朴なおばあちゃんの味。
新鮮な良質の素材を生かして丁寧に作られたタルトと言えば想像していただけますでしょうか?
斬新さや驚きはないのですが、口に含むとなんとも言えない懐かしくて優しい味が広がり「あ〜幸せ」とほっこりする、アレです!
個人的には有名パティスリーの宝石のようなパティスリーよりも、素朴なおばあちゃんの手作りケーキ系が好みなので大満足^^
他にも、トレー用の紙が確か、プルーストからの質問(みたいなちょっとした暇つぶし、自己探索を促すようなもの)だったり、可愛いショップグッズが売ってあったりして一息にもお土産探しにも最適なお店でした。
今度はランチ時に来てもっとヘルシーで美味しいと言うご飯系も試してみたいです。
あ、次回は書店の方も!(汗)
Shakespeare and Company Café
37 Rue de la Bûcherie, 75005 Paris
営業時間:毎日、9時半〜20時
https://shakespeareandcompany.com/51/shakespeare-and-company/463/visit-our-cafe
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ノートルダム