Wagram 地区の美味しいパン屋さん
- 2015年04月13日
- ブログ
観光客には馴染みが少ないですが、パリッ子には人気の、パリの高級住宅街の一つ、Wagramワグラム地区。閑静な住宅街ながら、凱旋門や、テルヌの市場にも近く、またワグラム〜ヴィリエ地区には地元民に愛される美味しいビストロが多数あり、暮らすのにとっても便利なカルチエです。そんなワグラム地区に新しいセジュール・ア・パリのアパルトマンが加わりました!
と言う訳で、周辺散歩。まずは、美味しいパン屋さん探しです!
そして見つけたのがこちら、Les Délices de Monceau。可愛い看板と、ピンクのテラスに惹かれて入ってみると、真っ先に目をひいたのがLa tropézienne au praliné (プラリネクリームのトロペジエンヌ)。
ブリオッシュ生地にたっぷりのプラリネ(ヘーゼルナッツ)クリームが挟まれた食べ応えたっぷりのパティスリーで、パン屋さんのパティスリーとしてはお馴染みのトロペジエンヌですが、花形ではなく、どちらかと言えば地味な存在で、今迄ほとんど買ったことがありませんでした。が、こちらでは、「Spécilaliré(名物)」とあるように、このお店の名物のようなので試さずにはいられません!
ちなみに、トロペジエンヌと言えば、南仏の高級リゾート地、サントロペの名菓で、通常はムースリーヌ(カスタードクリームとバタークリーム)が挟まれていることが多いのですが、こちらは私も大好きなヘーゼルナッツクリーム。そして、切り分け型ではなく、お一人様サイズでの販売。一見シュークリームに似ていますが、ブリオッシュ生地なので、菓子パンに近い感じです。
他にも、他のパン屋さんでは見られないパティスリーが綺麗に並んでいて目移りしてしまいましたが、かなりのボリュームだったのでこちらだけ購入して外のテラスで早速試食。
口の周りを真っ白にしてほおばっていると、ちょうど小学生の下校時間で、羨ましそうに見られました(笑)横ではスーツ姿の紳士もオヤツタイム^^
外のテラスの他にも、中にもカウンターがあって、地元の人たちの気軽なオヤツスポット?サラリーマンの休憩場所?として人気のようでした。
今回は歩き回って疲れていたこともあって甘いものしか目に入りませんでしたが(笑)レジで並んでいた方たちは皆パンを必ず買っていました。
宝石のような綺麗なパティスリーもいいですが、日常的に食べたくなるのは、素朴なパン屋さんのパティスリー。でも、ちょっと一工夫あるものが欲しい。
そんな時にお勧めのお店です。
パティスリーもも充実している美味しいパン屋さんが近所にあると嬉しいですね!
Les Délices de Monceau
153 Boulevard Malesherbes, 75017 Paris
日曜定休